意外と知らない?!「点字とはなんぞや?」というお話 その1

たいへんご無沙汰しております。てくのブログです。

「価値のある情報を発信していくぞ!」息巻いて始めたこのブログですが、ふと気づけば1ヶ月以上放置しております。

気張ると長続きしないということがよくわかりました。
猛烈に反省し、ここからもう一度更新の頻度をあげてまいります。

今後はゆるい内容が増えるかもしれませんが、「たまには良いことが書いてあるかも…」というスタンスでお付き合いいただけると幸いです。

ここから本題です。

再開一発目のテーマは、「点字とはなんぞや?」です。

以前、点字編集システムの機能を紹介しましたが、「そもそも点字がわかんないよ…」と思った方もいるのではないでしょうか。

階段の手すりやエレベーターのボタン、ビール缶のフタについていたり、点字ブロックなんてものもあるので、「凸凹で表す文字でしょ」くらいの知識はあっても、詳しいことは知らない人が多いと思います。

いいんです。そういう人のためにてくのブログはあるのです。それが我々ブログチームのモチベーションに繋がるのです。

このシリーズでは3回(予定)にわけて、点字のことを紹介してまいります。

「おさけ」と書いてあります。
「おさけ」と書いてあります。
駅の案内図にも点字がいっぱい。
駅の案内図にも点字がいっぱい。

「点字」と「墨字」

「点字」は目が見えない方が利用する「文字」です。私たちは「文字」を使って本を読んだり新聞や雑誌を読んで、世の中の事を知ったり、知識を深めたりしています。

目がみえる人は、目で見て読む文字(漢字、ひらがな、カタカナ、英字など)を使います。これを「墨字」といったりします。そして目が見えない人は、指で触って読む文字、「点字」を使います。墨字は「目で読む字」、点字は「手で読む字」といえます。

最近では音声読み上げの進歩が著しいですが、日常生活においてはまだまだ「点字」の存在が欠かせません。

点字とはなんぞや_1-1
指で触って読みます。

点字は6つの凸の組み合わせ

目で見る文字(墨字)は、直線や曲線などを組み合わせて表現しますが、「点字」は6つ点の盛り上がり(凸)を組み合わせて表現します。下の図のように凸有り・無しのパターンを組み合わせて表現し、指で触って読んでいきます。

点字で書かれた文書
点字で書かれた文書

つまり、点字の表現パターンは64通りしかありません。(数学的に言えば「2の6乗=64」となります。)

なので残念ながら、漢字、カタカナ、ひらがな、英字など、数多ある文字をそのまま表現することはできません。

そこで、点字の文章は基本的に「カナ」だけの文章にします。漢字かな交じりの文章は、すべて「カナ」にして、点字に置き換えます。この「カナにして点字に置き換える作業」を「点訳(てんやく)」といいます。

まぁ、少しルールがあって単純に置き換えるわけではないのですが、平たく言ってしまえばこういうことです。

コラム:漢字はどうやって書くのか?

ここまできて、点字には「漢字」がないの?と疑問に思った方も多いのではないでしょうか?

実は「漢点字」や「六点漢字」という点字で漢字を表現する点字表記法もあります。ただし、いまのところは「カナにして点字に置き換える」というのが最も一般的です。

じゃ、目が見えない人は、漢字を覚えなくてもいいのか?

答えは「No!」です。

現代社会では、目が見えなくてもパソコンや携帯電話の読み上げソフトで墨字を扱うことができるようになりました。墨字を入力するときも読むときも、音声で読み上げてもらうことになります。その時に漢字がわからないと、入力間違いが多発したり、書いてある意味がわからない、という事態が起こります。

そこで読上げソフトは漢字の説明をするようになっています。例えば「点字」なら「テンスーノテン(点数の点)、モジノジ(文字の字)」という風に教えてくれます。

点字で表現しないからといって、漢字を疎かにはできないのです。

閑話休題

ということで、ざっくりとした点字、点訳の紹介でした。

テクノツールの「点字編集システム」は点訳に使うソフトです。
次回はこのソフトを例に、実際にどうやって点訳していくのかという話をしたいと思います。

それではまた~。

【点字とはなんぞや? 他の記事はこちら】

 意外と知らない?!「点字とはなんぞや?」というお話 その1

② どうやって「点訳」するのか?|「点字とはなんぞや?」というお話 その2

③ 64個じゃ足りないよ!|「点字とはなんぞや?」というお話 その3
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