Unicodeと墨訳の活用事例|点字編集システムの使いかた

こんにちは。

点字編集システム7に新たに追加された機能、「拡張クリップボード」を紹介するシリーズの第3回、いよいよ最終回となります。前回は、NABCCのコピーと貼り付けの活用方法についてご紹介しました。今回はUnicodeと墨訳の活用についてご紹介いたします。

Unicodeとは??

Unicode(ユニコード)とは聞きなれない言葉かもしれませんが、コンピュータで利用する国際規格で統一された新しい文字コードです。Unicodeでは、点字も一般の文字と同じように扱えるようになっています。たとえばメモ帳で「アイウエオ」と表示されるのと同じように「アイウエオ」に対応した「墨点字」で表示することができます。

Unicodeをどう活用するの??

早速ですが、以下の手順をちょっと試してみましょう。

1.メニューの「編集」=>「拡張クリップボード」=>「形式」=>「Unicode」を選択

2.点字編集システムの編集画面で点字の「アイウエオ」を入力(6点入力でも、かな入力でも、どちらでも構いません)。

3.いま入力した点字の「アイウエオ」を選択状態にする

4.メニューの中の「編集」=>「コピー」を選択してクリップボードにコピーする

図:コピーまでの画面の様子
図:コピーまでの画面の様子

ここまでは、NABCCのときと変わらない作業ですね。つぎに、

5.「メモ帳」を起動

6.メニューの中の「編集」=>「貼り付け」を選択してクリップボードから貼り付ける

7.メモ帳の画面にUnicodeの墨点字が貼り付けられる

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メモ帳で貼り付けた画面の様子

上の画像のように点字の形がそのまま表示されるので、点字の表記を簡単にそして正確に伝えることができます。点字の校正の資料に利用したり、点字表記に関する墨字の資料や教材などを作成するときに便利です。

ちなみにUnicodeは新しい文字コードなので、古いパソコンやユニコードに対応していないパソコンでは利用できません(主にWindows7よりも古いパソコン)。また、電子メール等で送信する場合も、電子メールのソフトや、相手先のパソコンがUnicodeに対応していない場合は正しく表示されませんので注意が必要です。

※メモ帳等からUnicodeの点字をコピーしても、点字編集システムへの貼り付けはできません。

墨訳とは??

最後に「墨訳」です。「墨訳」を選択すると、いままで画面や音声読み上げでしか確認することができなかった墨訳を、テキストとしてコピーし貼り付けることができます。点字の校正の資料に利用したり、点字表記に関する墨字の資料や教材をつくるとき等に便利です。たとえばある点字の表記の資料を作成する場合、拡張クリップボードの機能を使うとNABCC、Unicodeでの墨点字、墨訳を併記して資料をつくることができます。

※メモ帳等から墨訳のカナをコピーしても、点字編集システムへの貼り付けはできません。

点訳をもっと効率的に

いかがでしたでしょうか?

3回に分けて「拡張クリップボード」の機能を紹介してまいりました。皆さまの点訳作業がより効率よく進むよう、活用していただけると嬉しいです。

それではまた~。

【点字編集システムの使いかた 他の記事はこちら】

拡張クリップボードってなんだ?|点字編集システムの使いかた

NABCCデータ 3つの活用事例|点字編集システムの使いかた

③Unicodeと墨訳の活用事例|点字編集システムの使いかた

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