使いかた

NABCCデータ 3つの活用事例|点字編集システムの使いかた

こんにちは。

前回は「拡張クリップボード」のNABCCのコピーと貼り付け方法を紹介しました。その後Facebookにユーザーさんからコメントをいただきましたが、この機能をどう活用するの??というところを今回は書きたいと思います。

1.NABCC対応の点訳ソフトなどへ貼り付ける

まずはこちら。点字編集システムからコピーして取り出したNABCCを、NABCCの貼り付けに対応している点訳ソフト等へ貼り付けることができます。

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この機能を利用して、点字データの入ったマルチメディアの図書を作成する活動もあります。たとえば筑波技術大学では、NABCCのコピー機能を使ってEPUB(電子書籍のファイル)にNABCCの点字データを入れ、視覚障害者向けの教材の作成に取り組んでいます。

興味のある方はぜひ以下の論文をご一読ください。(論文作成者の許可を得て紹介しています)

「視覚障害者用EPUBブラウザⅡ」の開発と試用 ─ EPUBファイル内の点字データをピンディスプレイに出力する機能の実装 ─

 

2.点字編集システムへ貼り付ける

もちろん点字編集システムもNABCCの貼り付けに対応しています。他のソフトで作成したNABCCデータを、点字編集システムに貼り付けて活用することができます。NABCCは欧米でも共通で利用されていますので、欧米の点字データも簡単に扱えます

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3.メールのやり取りで利用する

どのように点字を表記するかを伝えるときに、これまでは「1234の点」、「136の点」…という方法しかなく、とても手間がかかっていたと思います。NABCCのコピーと貼り付けを利用すれば、例えば電子メールで、点字の表記を簡単にそして正確に伝えることができます。

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補足:行末改行について

「拡張クリップボード」のメニューの中に「行末改行」という項目があります。これは、コピーするときに、各行の行末に強制的に改行を挿入するかしないかという選択になります。編集画面と同じレイアウトになるようにコピーしたいときに便利です。

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行末改行

いかがでしたでしょうか?皆さまの点訳作業で、NABCCのコピーと貼り付けを活用していただけると嬉しいです。

次回は、墨訳、Unicodeについてご紹介していきます。

それではまた~。

【点字編集システムの使いかた 他の記事はこちら】

拡張クリップボードってなんだ?|点字編集システムの使いかた

②NABCCデータ 3つの活用事例|点字編集システムの使いかた

Unicodeと墨訳の活用事例|点字編集システムの使いかた

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