「食べることの楽しさを思い出した。」| MOMO ユーザーインタビュー ~ 本橋 様 ~

こんにちは、てくのブログです。

MOMOのユーザーさんの声をお届けする、「MOMOユーザーインタビュー」。

今回は初の両腕ユーザー、本橋さんのインタビューです。

本橋さんは、周りの空気を明るくしてくれる、かわいい笑顔が印象的な女性です。
数年前に上肢型のALS が発症しました。もともと看護師として障がい者施設や病院で勤務されていたそうで、お会いするといつも、ご自身の経験をもとにいろいろなことを教えてくれます。

家にいるときに身の回りのことを自分でもできるよう、良い道具がないか探していました。なかなか自分に合うものに巡り合えなかったそうですが、福祉機器の展示会で偶然MOMO を見つけ、試しに使ってみるとすぐに気に入ってくれました。

その後、自治体の積極的な後押しもあり、ついにはMOMO初の両腕ユーザーになってくれました。

食べることの楽しみを思い出した

字を書いたり、携帯電話を使ったり、コーヒーを飲んだりと、色々な場面でMOMO を使っている本橋さんですが、一番変わったのは「食べることの楽しみを思い出した」ことだそうです。

食事をするためには、身体の色々なところを動かさなくてはなりません。それはとても体力を使うことです。

本橋さんは自然と食事をすることが億劫になり、いつしか体力の消耗を抑えるために、生きるうえで必要最低限の量しか食べないようになっていました。

しかしMOMO を使うと、テーブル上にあるお皿にすべて手が届くようになりました。しかもほとんど疲れません。

食べる量が増えて、食べるスピードも早くなって、ついパクパクいっぱい食べちゃうんです。」 と嬉しそうに(恥ずかしそうに)話してくれました。

この急激な変化にはご家族もとても驚いていました。

食べることの楽しみを思い出した。
「食べることの楽しさ」を思い出した。

両腕でMOMOを使っている本橋さんは、食事のときは右手カフをつけてフォークを保持しています。そして左手にはお茶碗を持って、背筋がピンと伸びた美しい姿勢で食べられるようになりました。

もちろん腕を支えているから疲れにくい、ということもありますが、良い姿勢を保てるということも疲れなくなった要因の一つかもしれません。

自分一人でも自由に使える

本橋さんは、リビングにあるダイニングテーブルにMOMOをつけています。

なにかやりたいことがあるときはそこに座ります。

自分でMOMOに腕を乗せて、ロックを外し、コーヒーを入れます。

コーヒーを飲みながら手紙を書いたりもします。

友人に電話をかけるときもあります。

用事が済めば自分でロックを外して、MOMOから腕を降ろします。

やりたいことを、やりたいときにできるようになったので、家に一人でいるときも、不自由することはかなり少なくなりました。

手紙を書くことも。
手紙を書くことも。
自分でつけ外しできる(※この写真は本橋さんではありません)
自分でつけ外しできる(※この写真は本橋さんではありません)

可動域が劇的に広がった

腕を動かせる範囲も、本橋さんの場合は劇的に広がりました。

自力では腕を後ろへもっていくことがほとんどできないのですが、MOMO を使うと肩の可動域が一気に広がり、健常者と変わらないくらい後方へもっていけるようになりました。

自力だとこれくらいしか動かせないのに…
自力だとこれくらいしか動かせないのに…
MOMOをつけるとこんなに動く。
MOMOをつけるとこんなに動く。

私たちも大変驚きましたが、訪問で来ているドクターも相当びっくりしていたそうです。良い運動になるからと、毎日何度もやってみているらしいです。

MOMOがある生活をおもしろがって、いろいろなことに使おうとしてくれている本橋さん。

短期入院のときは病室でも使ってくれて、しかも他の患者さんたちやセラピスト、看護師の皆さんに宣伝までしてくれました(笑)。

これからもMOMOが本橋さんの生活をサポートしていけると嬉しいです。

本橋さんのインタビューはこちらからもご覧いただけます。

本橋さんの使いかたまとめ

  • 食事書字、携帯電話での通話などに使っている
  • 両腕で使っているから、右手はカフ+フォーク、左手はお茶碗という美しい姿勢で食べられる
  • 自分でつけ外しできるから、家に一人でいるときも自由に使える
  • 腕の可動域が劇的に広がったので、リハビリがてら腕を動かす運動をしている

「自分でつけ外しができる」ということが、一人でいることが多い本橋さんには特に喜ばれています。また両腕で使おうという人はどんどん増えてきています。できることがさらに増えたり、姿勢がよくなったりと、結構いいことがあります。

まぁ、場所はそれなりにとってしまうんですけどね…

それではまた~。

【MOMOユーザーインタビュー 他の記事はこちら】

① 「『自分で食べられる』ことの価値」|~ 山邊 様 ~

② 「食べることの楽しさを思い出した。」| ~ 本橋 様 ~

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「『自分で食べられる』ことの価値」| MOMO ユーザーインタビュー ~ 山邊 様 ~

こんにちは。

てくのブログでは色々な情報を発信していきますが、そのなかでもテクノツール商品のユーザーさんの声や使用事例をお届けすることを意識してまいります。実際に使っている方々を知ってもらうことで、自分がやりたいことをするためにはどの福祉用具を選べばよいのか?もっとうまく使う方法はないのか?というような疑問解消のヒントにしてもらえると嬉しいです。

それでは早速、今回はMOMOプライムのユーザー第一号である山邊さんのことを紹介します。

実は山邊さんのことは2年ほど前にFacebookでも紹介しましたが、ご覧になっていない方が多いと思いますので、再編集してお届けします。

「自分で食べられる」というのは、かなり大きい

山邊さんは頸髄損傷患者(C5レベル)で、現在は神奈川県内のとある病院に入院・生活されています。

MOMOプライムを最も多く使うのは食事のときで、手首を背屈気味に固定するスプリントと併用しています。
また、肩の筋肉を使って上腕と前腕を一緒に持ち上げるため、エルボーレストが肘に当たって動作を邪魔してしまいます。なので山邊さんは以下の写真のように腕を置き、エルボーレストとの接触を防いでいます。その代わり腕が落ちないよう、面ファスナー(マジックテープなど)で前腕をアームレストに固定しています。

現在のMOMOプライムはエルボーレストを簡単に外せるようになっているので、山邊さんのような動かし方をする人は、より簡単に腕を置くことができます。実際、C5レベルくらいの頸髄損傷患者さんはこのような使いかたがマッチすることが多いです。

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スプリントと腕の置き方

 

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OTさんが自作したスプリント

「部分的に介助は必要だが、MOMOプライムを使えば自分で食べることができる。この違いはかなり大きい。」とおっしゃる山邊さん。

確かに肘関節の屈曲や前腕の回外動作が難しいので、お皿の移動やスープを飲むときは助けが必要です。しかしそれ以外の場面ではほとんど助けを借りず、自分自身でお皿から口元にスプーンを運んでいます。自分のペースで食事ができるということは、「かなり大きい」のです。

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一部介助は必要だが、ほとんど一人で食べることができる。

入院当初は共有スペースでセラピストの介助を受けながら食事をしていましたが、しばらくしてから病室で食事をするようになりました。そうなるとMOMOプライムのセッティングをヘルパーや看護師にやってもらうことになるのですが、一度調整してしまえば毎度の取り付けはそれほど難しくないため、特に不便を感じていないとおっしゃっていました。

MOMOプライムがあるから

またリハビリの時間には、雑誌をスタンドに立てかけ、滑り止めのゴム手袋をつけて雑誌をめくる練習をしていました。協調動作を取り戻す訓練の一環です。取材当時はまだ始めて日が浅く、ページを1枚ずつめくる、右ページを左へめくる、といった動作に苦労されていました。

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雑誌をめくる、協調動作のトレーニング

45分間の練習を終え、かなり疲れた様子でしたが、「こういうことも、MOMOプライムがあるから練習できるんだ。」と力強くおっしゃっていました。

最近のご様子

導入してから2年以上が経つ山邊さんですが、今でもMOMOプライムを使って病室で食事をしたり、タブレットやPCの操作にチャレンジされています。これからもMOMOプライムがお役に立てると嬉しいです!

山邊さんのインタビューはこちらからもご覧いただけます。

山邊さんの使いかたまとめ

  • 一番の用途は食事
  • 協調動作の訓練にも使っている
  • スプリントを使って手首を背屈気味に固定している
  • スプーンはスプリントに差し込んで固定
  • 腕を上げるときにエルボーレストが肘にあたってしまうため、エルボーレストを避けるように前腕を乗せている(現在のMOMOシリーズはエルボーレストを外すことができる)
  • 腕が落ちないよう面ファスナー(マジックテープなど)で固定している

という感じでした。MOMOだけでは手首から先を支えることが難しいので、スプリントやカフとの組み合わせはとても相性が良いです。ぜひお試しください!

それではまた~。

【MOMOユーザーインタビュー 他の記事はこちら】

① 「『自分で食べられる』ことの価値」|~ 山邊 様 ~

② 「食べることの楽しさを思い出した。」| ~ 本橋 様 ~

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