「『自分で食べられる』ことの価値」| MOMO ユーザーインタビュー ~ 山邊 様 ~

こんにちは。

てくのブログでは色々な情報を発信していきますが、そのなかでもテクノツール商品のユーザーさんの声や使用事例をお届けすることを意識してまいります。実際に使っている方々を知ってもらうことで、自分がやりたいことをするためにはどの福祉用具を選べばよいのか?もっとうまく使う方法はないのか?というような疑問解消のヒントにしてもらえると嬉しいです。

それでは早速、今回はMOMOプライムのユーザー第一号である山邊さんのことを紹介します。

実は山邊さんのことは2年ほど前にFacebookでも紹介しましたが、ご覧になっていない方が多いと思いますので、再編集してお届けします。

「自分で食べられる」というのは、かなり大きい

山邊さんは頸髄損傷患者(C5レベル)で、現在は神奈川県内のとある病院に入院・生活されています。

MOMOプライムを最も多く使うのは食事のときで、手首を背屈気味に固定するスプリントと併用しています。
また、肩の筋肉を使って上腕と前腕を一緒に持ち上げるため、エルボーレストが肘に当たって動作を邪魔してしまいます。なので山邊さんは以下の写真のように腕を置き、エルボーレストとの接触を防いでいます。その代わり腕が落ちないよう、面ファスナー(マジックテープなど)で前腕をアームレストに固定しています。

現在のMOMOプライムはエルボーレストを簡単に外せるようになっているので、山邊さんのような動かし方をする人は、より簡単に腕を置くことができます。実際、C5レベルくらいの頸髄損傷患者さんはこのような使いかたがマッチすることが多いです。

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スプリントと腕の置き方

 

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OTさんが自作したスプリント

「部分的に介助は必要だが、MOMOプライムを使えば自分で食べることができる。この違いはかなり大きい。」とおっしゃる山邊さん。

確かに肘関節の屈曲や前腕の回外動作が難しいので、お皿の移動やスープを飲むときは助けが必要です。しかしそれ以外の場面ではほとんど助けを借りず、自分自身でお皿から口元にスプーンを運んでいます。自分のペースで食事ができるということは、「かなり大きい」のです。

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一部介助は必要だが、ほとんど一人で食べることができる。

入院当初は共有スペースでセラピストの介助を受けながら食事をしていましたが、しばらくしてから病室で食事をするようになりました。そうなるとMOMOプライムのセッティングをヘルパーや看護師にやってもらうことになるのですが、一度調整してしまえば毎度の取り付けはそれほど難しくないため、特に不便を感じていないとおっしゃっていました。

MOMOプライムがあるから

またリハビリの時間には、雑誌をスタンドに立てかけ、滑り止めのゴム手袋をつけて雑誌をめくる練習をしていました。協調動作を取り戻す訓練の一環です。取材当時はまだ始めて日が浅く、ページを1枚ずつめくる、右ページを左へめくる、といった動作に苦労されていました。

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雑誌をめくる、協調動作のトレーニング

45分間の練習を終え、かなり疲れた様子でしたが、「こういうことも、MOMOプライムがあるから練習できるんだ。」と力強くおっしゃっていました。

最近のご様子

導入してから2年以上が経つ山邊さんですが、今でもMOMOプライムを使って病室で食事をしたり、タブレットやPCの操作にチャレンジされています。これからもMOMOプライムがお役に立てると嬉しいです!

山邊さんのインタビューはこちらからもご覧いただけます。

山邊さんの使いかたまとめ

  • 一番の用途は食事
  • 協調動作の訓練にも使っている
  • スプリントを使って手首を背屈気味に固定している
  • スプーンはスプリントに差し込んで固定
  • 腕を上げるときにエルボーレストが肘にあたってしまうため、エルボーレストを避けるように前腕を乗せている(現在のMOMOシリーズはエルボーレストを外すことができる)
  • 腕が落ちないよう面ファスナー(マジックテープなど)で固定している

という感じでした。MOMOだけでは手首から先を支えることが難しいので、スプリントやカフとの組み合わせはとても相性が良いです。ぜひお試しください!

それではまた~。

【MOMOユーザーインタビュー 他の記事はこちら】

① 「『自分で食べられる』ことの価値」|~ 山邊 様 ~

② 「食べることの楽しさを思い出した。」| ~ 本橋 様 ~

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