スイッチを選ぶときに便利なサイト3選!!|アクセシビリティ機能のキホン 番外編

こんにちは、てくのブログです。

「アクセシビリティ機能のキホン」シリーズでは、スイッチでIT機器を操作する方法を紹介しています。(これまでの記事一覧は一番下にまとめてあります。)

Windows のスクリーンキーボードやiPad のスイッチコントロールのように、最近のIT機器はもともと便利なアクセシビリティ機能をもってくれています。それを知ってさえいれば、ワンスイッチでもかなりのことができますよ、ということをこのシリーズではお伝えしたいわけです。

と、ここで一つ疑問が…

そもそも、スイッチをどうやって選べばいんだろう?

 

そうなんです。詳しいセラピストさんや業者さんが周りにいれば話は別ですが、スイッチを選ぶのはとっても難しいことですよね。

今回は、そんなスイッチ選びを助けてくれるサイトを3つ紹介します。

マイスイッチ

まずはこちら。意思伝達装置「レッツ・チャット」の開発者である松尾光晴さんが管理しているサイトです。

マイスイッチ
マイスイッチ

スイッチを活用してIT機器などを使うためのノウハウや事例を、写真や動画つきで紹介してくれていて、とてもわかりやすいです。困ったときは、まずここで適合事例を探してみると良いのではないでしょうか。

詳細検索」ではスイッチの名称や障害名、利用部位、姿勢などいろいろな条件で検索することができます。

他にも「対象者と選びかた」、「機器導入の流れ」など、ご利用者や支援者さん目線でメニューが用意されているのも嬉しいポイントです。

スイッチで使う機器」では意思伝達装置をはじめ、スイッチで使える便利な機器が紹介されています。テクノツールのオペレートナビや、なんでもIRも載っていますよ。

スイッチで使う機器の紹介ページ
スイッチで使う機器の紹介ページ

また、ご自分の使いかたをマイスイッチへ投稿することで、ノウハウをシェアすることもできます。スイッチ適合のノウハウをお持ちの方は、こちらから投稿してみてください。

意思伝達装置用スイッチのサイト

続いては、国立障害者リハビリテーションセンター研究所の伊藤和幸先生が管理しているサイトです。

意思伝達装置用スイッチのサイト
意思伝達装置用スイッチのサイト

こちらは「『重度障害者用意思伝達装置』導入ガイドライン」のスイッチ分類に則って、市販されているスイッチをリスト化してくれています。

作動圧操作部位も整理されているので、候補を絞り込むときに便利だと思います。

メーカーや販売店のリンクも載っていますので、気になるものがあったらどんどんクリックして詳細を調べたり、実物を借りてみたりしましょう。

重度障害者用意思伝達装置の購入基準・修理基準等

こちらは日本リハビリテーション工学協会のサイトです。

日本リハビリテーション工学協会のサイト
日本リハビリテーション工学協会のサイト

意思伝達装置の種類や基準価格などの情報と、スイッチの種類とその基準価格が整理されています。スイッチやスイッチで使う機器はわかりやすいイラストつきで紹介されています。

イラストつきで紹介
イラストつきで紹介

「修理基準」、「文字等走査入力方式」など、慣れない用語もあると思いますが、意思伝達装置の給付はこの基準をもとに判定されます。申請する場合には、知っておきたい情報ですので、ぜひチェックしてみてください。

ということで

スイッチを選ぶときに、とっても頼りになる3つのサイトを紹介させていただきました。

スイッチについて何も予備知識がない人は、とりあえず

マイスイッチでイメージをつかむ → 意思伝達装置用スイッチのサイトで当たりをつける → 購入基準・修理基準を確認する

という順番で見ていくと、選びやすいかなという気がします。

もちろんスイッチ選びは一概には言えないことばっかりなので、各サイトを行ったり来たりしたり、マイスイッチだけで選ぶことができちゃったりもするんでしょうけど、大まかな流れとしてはこんな感じかなと。

「こんなサイトもあるよ!」というものがあれば、コメント欄で教えていただけると嬉しいです。

それではまた~。

【アクセシビリティ機能のキホン 他の記事はこちら】

① IT機器をスイッチで操作! アクセシビリティ機能のキホン

② スイッチ操作の仕組みと「なんでもワイヤレス」|アクセシビリティ機能のキホン

③ スイッチでWindowsを操作する方法|アクセシビリティ機能のキホン

④ スイッチでWindowsを操作する方法 その2|アクセシビリティ機能のキホン

⑤ スイッチを選ぶときに便利なサイト3選!!|アクセシビリティ機能のキホン 番外編

⑥ スイッチでMacを操作する その1|アクセシビリティ機能のキホン

⑦ スイッチでMacを操作する その2|アクセシビリティ機能のキホン

⑧ スイッチでMacを操作する その3|アクセシビリティ機能のキホン

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スイッチでWindowsを操作する方法 その2|アクセシビリティ機能のキホン

こんにちは、今日のてくのブログです。

前回の続きで、Windows のスクリーンキーボードをスイッチで操作する標準アクセシビリティ機能についてです。今回は知っていると便利な機能について紹介してみたいと思います。

ちなみに今回もWindows 10を使って紹介していきますので、Windows のバージョンによっては多少異なる情報もあるかもしれません。予めご了承くださいませ。

それではまいりましょう。

スクリーンキーボードの大きさを変える

昔からWindowsをつかっている人は記憶にあるかもしれませんが、XP以前ではオンスクリーンキーボードのウィンドウサイズは変更できませんでした。でも今では、他のソフトウェア同様に変更できるようになりました。

サイズを変える
サイズを変える

スクリーンキーボードの表示位置を変える

スクリーンキーボードの表示位置も変更することができます。マウスでドラッグして位置を変えられるのはもちろんですが、スイッチ利用者自身が位置を変更することができます。

スクリーンキーボード上の「上に表示」や「下に表示」を選択してみてください。

もしスクリーンキーボードの下に作成中の文章が隠れてしまっても、表示位置を変えれば作業を続けられますよね!

さらに、スクリーンキーボードを画面下部に固定して表示することもできます。

表示位置を変える
表示位置を変える

スクリーンキーボードを透過表示にする

スクリーンキーボードの下に隠れた部分を確認する方法はもう一つあります。スクリーンキーボード上の「透過表示」を選択すれば、一時的にスクリーンキーボードが薄くなり、下にある部分が透けて見えるようになります。

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テンキーと位置キーを表示(非表示)にする

使わないときは、テンキーと位置キーを非表示にすることもできます。キーボード上の「オプション」を選択すると、オプション設定内容が表示されます。

  • テンキー表示(非表示) :「テンキーを有効にする」にチェックマークを入れる(外す)
  • 位置キーの表示(非表示) :「画面上での移動をしやすくするようにキーを表示する」にチェックマークを入れる(外す)

という感じで設定できます。

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テンキーと位置キーの表示/非表示

と、ここまで主に文字入力に関する機能を紹介してきましたが…

パソコンは文字入力だけじゃないでしょ。

という声が聞こえてきそうです。おっしゃる通りです。パソコンにはマウスで操作する機能もあるのです。それが使えないと、とっても困ってしまいます…

 

 

 

 

 

 

安心してください。使えますよ!

 

 

 

 

 

Windows PCは、ほぼすべての機能がキーボードから操作できるのです。キーボードナビゲーション機能というのですが、ショートカットキーアクセラレーターキーなどを活用します。

ショートカットキー

例えば、印刷は「Ctrl」+「P」というショートカットキーで印刷のためのウィンドウが開きます。各項目の移動は「Tab」や「矢印」で行い、決定は「Enter」、キャンセルは「Esc」で行うことができます。

ショートカットキーは、メニューに表示されている場合があります。左の図では、メニューバーから編集を開くとコマンドの横にショートカットキーが併記されています。例えば、コピーは「Ctrl」+「C」だということがわかります。

コピーするときは「Ctrl」+「C」
コピーするときは「Ctrl」+「C」

アクセラレーターキー

例えば、メモ帳で「Alt」を選んだ後に「E」を選んでみてください。そうすると、右図のようにメニューバーの編集が開きます。さらにコピーの横に(C)とあります。この状態でキーボードの「C」を選択するとコピーが実行されるのです。この一連の操作キーのことをアクセラレーターキーといいます。

アクセラレーターキー
アクセラレーターキー

最近のソフトウェアはメニューバーの代わりにリボンという表示に変わっている場合もありますが、同じように操作できます。

リボン表示の場合は、「Alt」を選択すると各ボタンの上に小さなアルファベットが表示されます。そのアルファベットを選択すればそのコマンドが実行されます。

リボン表示でも同じように操作できる
リボン表示でも同じように操作できる

ショートカットキーはたくさん種類があるので、マイクロソフトのサイトで確認してみてください。

すべてのマウス操作をスイッチ&標準スクリーンキーボードで代替することは難しいですが、キーボードナビゲーションを活用すればスクリーンキーボードだけでWindows PCを操作することができます。

ちなみに、私たちが開発、販売しているオペレートナビというソフトには、スクリーンキーボードからマウスを操作する機能があります。

 

というわけで、スイッチでWindows PCをひと通り操作できることが、おわかりいただけましたでしょうか?

でも実はまだ一つ、大きな問題が残っているのです…

パスワードの入力はどうするの!?

そうです。再起動したときにスクリーンキーボードが表示されないと、パスワードを入力できないですよね??

 

 

 

 

 

 

安心してください。オプションにありますよ!!

 

 

 

 

 

「サインイン時にオンスクリーンキーボードを開始するかどうかを指定」をクリックすれば、コンピュータをどのようにに使用するかを設定するウィンドウが開きます。このウィンドウ内の「スクリーンキーボードを使用します」にチェックマークを入れてください。

安心してください。オプションにありますよ!
安心してください。オプションにありますよ!

これでパスワードを入力するときも、スクリーンキーボードが表示されるようになります。

 

ということで、2回にわたってWindowsのスクリーンキーボードをスイッチで操作する標準アクセシビリティ機能を紹介してきました。

次回は違うOSのことを書こうかなと思っています…

それではまた~。

【アクセシビリティ機能のキホン 他の記事はこちら】

① IT機器をスイッチで操作! アクセシビリティ機能のキホン

② スイッチ操作の仕組みと「なんでもワイヤレス」|アクセシビリティ機能のキホン

③ スイッチでWindowsを操作する方法|アクセシビリティ機能のキホン

④ スイッチでWindowsを操作する方法 その2|アクセシビリティ機能のキホン

⑤ スイッチを選ぶときに便利なサイト3選!!|アクセシビリティ機能のキホン 番外編

スイッチでMacを操作する その1|アクセシビリティ機能のキホン

スイッチでMacを操作する その2|アクセシビリティ機能のキホン

スイッチでMacを操作する その3|アクセシビリティ機能のキホン

 

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